2012/1/15 ダムれぽY 滋賀編の午前


冬コミも終わり、正月も終わって暫くは何もないという状況。
ということで飲みに来てたねこさんと朝から滋賀方面へ向かうことにしました。

で、何で今回滋賀なのかというと、まず第一に冬だからです。
冬は結局行ける所が限定されてしまうわけでダムなんていう山の中にあるような構造物は道に左右されてしまうわけです。

という意味でまず長野方面は厳しいということでパス。福井方面もどうなってるか不安なのでパス。
で、行き着いたのが滋賀ならなんとかなるんじゃね?っていう安易な考えです。
一応前回の愛知編2で味わった通行止めの可能性も考慮し、今回は道のチェックもしっかり済ませ、早速出発ということで。
あ、運転はよろしくお願いします。(運転下手な人


というわけで一行はいきなり道を間違えて猿投グリーンロードを通っています。
いや、違いますよ。リニモを見に来ただけなんですよ。2回くらいしか乗ったこと無いけど。


なんとか名神で岐阜までやってきました。
このあたりにしてはいい天気じゃないか。


本日のルートです。
計画では1362⇒1361⇒1358⇒1366⇒3195⇒1364⇒1325と、あわよくば7箇所を回るつもりです。
1325は行けたら行くという感覚です。

で、いまいち滋賀のダムって知らなかったんですが、いつもごひいきにしているダムマップをみると
割と琵琶湖南あたりで密集していることが分かります。
しかもダムカード有りのダムがこんなにいっぱい…これは一気に大量ゲットの予感がっ…!?

ところで3195番の右の道から1325番にいけるんじゃないかとお思いでしょうけど、実はここが今回の通行止めポイントなのです。
鈴鹿スカイラインっていう道なんですけど、冬季は4月まで通行止めなんですよね…
というわけであえて新名神を通るというわけです。


というわけで名神を降りて彦根城や加賀大社に目もくれずやってきました本日一箇所目。
これは立派なロックフィルダム!胸熱!!

というわけでここが宇曽川ダムです。雪が残ってるのはこの季節ならではですねぇ。

<ダム説明その16箇所目:宇曽川ダム(滋賀県):ロックフィルダム>
非常用洪水吐は、クレストにある四角形の自然越流式洪水吐で、流入部がかなり大きくて目立つ。
天端には立派な展望台が設置されている。デザインが和風でちょっと珍しい。琵琶湖が見えるのだろうか。



説明どおり提体中央にはなんかお堂ぽい展望台?が。
宇曽川ダムの特徴のひとつとなってます。


ダムには欠かせない概要看板です。
ロックフィルダムで中央コア型フィルダムっていう分類です。
堤体中央部にあるコア部で遮水を行ってるっていうわけです。


ダム脇にある石碑です。
宇曽川治水ダムとありますがこれが正式名称なんですかね?


これは非常洪水吐です。
説明にもある通りでかっ!そして水面からやたら高い!!


まぁ非常用なので越流なんてそうそうみられるもいんじゃなさそうです。
ていうかここまで水が溜まった時点で放流してもいろいろ遅い地形な気がしてしまう。


下流側はこの迫力ですよ。
一度でいいから越流を見てみたいですねぇ。


越流路の横には謎の構造物がありました。何に使用するものなのかは不明です。
しかし上にレールがあるところを見るとなにか運ぶものなんでしょうねぇ。


ダム湖側です。奥に見えるは管理所です。
でも休日は閉まってるようで、ダムカードは貰えなかったのです。
…残念だ!本当に残念だ!!


しかしここのダム湖は綺麗ですね。冬だということもありますが山がいい感じに映り込んで撮影にはもってこいです。
しかしダム湖っていうよりは川を堰き止めてるだけって感じですね。水もそんなに無いですし。


これは取水塔です。
屋上には滋賀のダムでは割とよく見るダム名つきパラボラアンテナを標準装備しています。


というわけで設備を確認したところで天端を渡る儀式です。
早速左手には先ほど異彩を放っていた展望台があります。


なんだか和風チックでいいですね。なかなか他には見られない景色なんじゃないかと思います。


下流側から見た感じだと展望台を支える柱がいい味を出しているんですけど天端から見ると意外と単純な造りですね。
散歩かなんかで来るといいんだろうなぁここは。


天端から下流側を見る。下流側には公園があります。ロックフィルは下流側が整備されているところが多いですね。


看板。危険だと言ってる割には普通に越えられちゃうところがいいですよね。(何が
にしてもこのリスの人は今にも越えるようなポーズをしているように見えて仕方ないんですけど。


オーバービュー。
この先には琵琶湖とか高速があります。話によると高速道路からみることもできるみたいですよ。


奥側にあったやたら青い扉。ダムにはよくあります。


反対側から天端を撮影。うむ、誰もいません。ダムって基本そういうところです。
あと気になったことは、異様に動物の糞が多いということ。ダムって基本そういうところです。


というわけで以上、宇曽川ダムでした!

私としては実はロックフィルダムを見るのは意外と2回目だったということもあり、
前に見たのが小渕ダムという小型のロックフィルだったということもあり、
岩もいいものだなーと思わせるものでした。(本当はひぐらし舞台探訪のときに御母衣ダムを見てるんですが
雪が岩の間に残っているのもロックフィルならではの見所だと思います。

そんな思いを残し、初めてみるコンバインダムという構造を求め早々に次のダムへ向かいます。
まだまだ滋賀編は始まったばかりです!


と、いうわけで30分余りで到着しました。
さっそく山の上にそびえるは永源寺ダムの管理所です。


提体横に駐車スペースがあったのでそこに停めてダムを見ようとしたらなんと天端入り口に柵が。
ま、まさかこの先に行けないとかそういうオチか…?
他に来ていた人もおろおろしていた感じでした。これはとりあえずダムカード貰うついでに聞こうと思い、早速管理所へ。


わぁい。今日の初ダムカード無事ゲットです。
しかもG+Rですよ!これぞこのダムの特徴である重力式コンクリート+ロックフィルのコンバイン形式という証です。
まぁ実はコンバインダムはGFっていう表記が正しいんですけどね。このカードは非公式なのでこういう表記法みたいです。
非公式とか公式とか、よく分からない人はググるんだ!

<ダ
ム説明その17箇所目:永源寺ダム(滋賀県):重力式コンクリート+ロックフィルのコンバインダム>
ダムサイトの地形や地質から、左岸側が重力式コンクリートダム、右岸側がロックフィルダムの重力式コンクリート・フィル複合ダム。
堤高は73.5mで、これは、複合ダムの中では第4位。1952年に着手しており、堤高の高い複合ダムとしては初期の事例。



管理所内の説明にもそう書いてあります。
ちなみにこの形式は日本に20基程度しかありません。


コンバインとはいえ、実はダムの左端にちょこっとロックフィル部がある程度だったりします。
これはぱっと見気付かなくてもおかしくないですね。


ダム管理所から撮影しました。
何が気になるかってそう、ボートの固定の仕方がかっこいいのです。こんな置き方見るのは初めてだなぁ。


天端入り口付近で振り返ると先ほどのボートがこのように見えます。
水かさの低さも相成って異様に坂が急勾配な気がしますが、これは結構怖いんじゃないだろうか。


しかしダム湖側から見るとなんだか湾曲しててアーチ式っぽく見えませんか?
なんでかなぁ、丸っこいデザインだからだろうか。


で、肝心の天端の件を事務所の方に聞いたら別に通っていいとのことだったので悠々と柵を乗り越えてGO!
多分ただの車止めですね。


で、早速目の前に見えるは天端の上で繋がる選択取水設備というわけで、永源寺ダムの文字が大きく目立ちます。


下流側です。奥に見えるは発電設備ですね。関西電力管轄です。
手前にはダム直下へ続く道がみえます。これはもしや下から見られるチャンスなのでは…?


まぁ詳しくは分かりませんがw


さて、中央のやたら大きい選択取水設備に近づきます。
ちなみに手前の緑色の屋根の建物はゲート操作室です。


近づいてみるとその大きさに圧倒されます。
重力式コンクリートの選択取水設備はどのダムにいっても個性あふれすぎて毎回驚かされます。
上で繋がっているものは宇蓮ダム以来ですがエレベータと取水設備が繋がってるのははじめてですね…


逆側から。ここは入れない扉とかは無いみたいですw


根性で撮影した取水設備内部!
おちたらしぬぞー


そしてこれがゲート操作室内部です。
さすがに入れません。色はオーソドックスな白ですね。逆に珍しいかも。


で、これがクレスト部ゲートです。
ここはラジアルゲートですね。しかも赤!
赤はラジアルゲートで定評のある色です。確かそういう説明が室生ダムのときにあったような…

しかしラジアルゲートっていつも思うんですけど天端からはうまく撮影ができないですよね…位置的に。


ゲート越しに下流側を見ると減勢工がありました。
いまは放水もしてないので発電所からの水がちろちろ流れている程度ですね。


下流側。
左側は雪が多く残ってますね。右側はあんまり残ってないのに不思議だ。(単に雪かきしてるだけでしょうけど。


で、これがダム湖側と…


なんだか水が全然溜まってないですね。冬だから仕方ないとはいえここまで減るものなんですねぇ。


そういえばこれをすっかり忘れてました。

そう、ここが重力式コンクリートとロックフィルの繋ぎ目にあたる部分となります。
うーん、しかしこうやって改めてみると本当にロックフィル部ちっちぇえと言ってしまいます。
いや、これだけでもメイン提体の一部なのです。役割としてはかなり重要なはずです。


繋ぎ目直近。
ロックフィルとはいえ結構隙間無く固められているので重力式コンクリートのデザインといわれても信じてしまいそうです。


管理所の逆側まで来ました。非常にいい眺めです。
ここからだとロックフィル部が目立って見えるのでコンバインっぽいですね。


中央のラジアルゲート群を右岸から撮影。
うーむ、さっきよりはマシとはいえここからでもなんかうまく見えない…
やはりラジアルゲートをしっかり取るためには下流側へまわるしかないようですね。


たまたま映りこんだねこ氏とダム。
こうやって人と対比させるとダムの大きさがより伝わるんじゃないかと思い採用してみました。


では下流側に回ってみますか。


うぉン!凄いよく見えます。
赤いラジアルゲート×4門も際立ちます。こうやって見ると普通の重力式にみえてしまうなぁw
いや、左側にちょっと見えますからね!


と、いうわけで以上、永源寺ダムでした。
久々にいろんなアングルから提体を撮影できたんじゃないかと満足してます。
こうやって色々なタイプのものを色んな角度から見られるのもダムの良いところですねぇ。


こんなダムを見てしまったらもう興奮モードで次のダムが楽しみになってしまいます。


というわけで興奮覚めぬまま次の目的地へやってきました。
あれ…ここは…ただの池じゃなくって…?


いや、こんなのどかでもここはダムです。
本日3箇所目のダムは団地の脇から茂みを入っていくと眼前に広がる風景。日野川ダムです。

<ダム説明18箇所目:日野川ダム(滋賀県):ロックフィルダム>
周囲3.2kmのダム湖周辺には、散策道やダム公園、休憩広場が整備されている。
春は花見や魚釣り、山菜取り、秋は紅葉やハイキング、そして冬は水鳥の観察に。


この説明から察するにダムっていうより公園って感じみたいですね。


ダムの風景に反してこんな立派なローラーゲート2門を標準装備しています。
ローラーゲートは緑色が多いってのは自分の気のせいですかね。


ゲートの銘板と思って撮影したら塗装の銘板だったようです。
塗料名なんて普段書いてありましたっけ・・・
なんとまぁ詳しい銘板なんでしょうか。

最後の塗装から20年経ってるみたいなのでそろそろ塗り直したほうがいいのでは?(余計なお世話


うーん、やはりローラーゲートはいいものですね。
ちなみにわたしはラジアルゲートよりもローラーゲートのほうが好きです。巻き上げ部分の出っ張りが好きだ。


そして誰でもゲートに目がいってしまいがちですが、ここのメイン、もとい提体は写真中央に見えるあの丘なのです。

…え?ま、まぁ一応ロックフィルなんだし、下流側は結構すごいかもですよ…?
そういうダム多いですし。


というわけで提体を目指してゲート逆側へ。
おや、これはもしや…


やったー放流してますよ放流!

…お、おう…

ダムというのは基本的に15m以上ある洲止めのことを指すんですが、果たしてここはそんな高さがあるのだろうか…
と勘ぐってしまうほどに洲止めです。


減勢工は飛び石形状になってました。
ここなら落ちても死ぬことはなさそうですね。


というわけで小高い丘にある事務所へダムカードを求めて向かいます。


ダムカードの案内発見。早速インターホンを押すが反応無し。
まさかと思いHPで調べてみたら…

…土日は休みでした。


なんともやるせない気持ちになった一行はとりあえず池のまわり歩いてみるかと進んでみることに。
ってここはさっきの提体部の丘なのでは…?


ああ、そうです!ここがダム本体です。

下流側は…
なんか草がボーボーなせいでロックフィルというよりアースに近いそれを感じてしまうような…そんな感じですね。
以前はここに川があったんでしょう。

しかしなぜ照明があるんだろうか。なんか先に何もなさそうな空き地にしか見えないんですが…


で、こちらがダム湖側。
こっち側はまだロックフィルらしさがありますね。でも知らないと本当にただの丘にしか見えないです。
自分も初め気付かなかったわけですし。


ダム提体からダム湖をみるとなんとものどかな雰囲気です。
ダム湖に島があるとか珍しいんじゃないでしょうか。
なんだかベンチっぽいものがあるんですけどどうやっていくんだ?


しかしいままでまわってきたダムに比べると提体脇のガードレールというか柵がえらい適当なのが気になります。
普通に入っていけるというのも珍しいw


提体を越えてなんとなく歩いていると鳥居が見えました。
ダム内に神社とは…
このダムはある意味ほかのダムにはないものを持っているのかもしれません。


で、先に見えるのはながーい道のり。
この先にいくのはちょっと時間かかりそうなので一行はここいらで引き返すことにしました。
まぁ、次の目的地もあるわけですし、カードももらえなかったし、また来るかもしれませんしね。

ちなみにこれは後から知ったんですけど、どうやらこの場所もダムらしいです。
日野川脇ダムというらしく、ここはアースダムとのことです。

<ダム説明その19箇所目:日野川脇ダム(滋賀県):アースダム>
高さ19メートルのアースダムである。洪水調節・不特定利水を目的とする、滋賀県営の治水ダムである。


なんとまぁ、一箇所に2つのタイプのダムがあるなんてお得ですね。
ちなみに脇ダムってのは川を堰き止めるときにメインの提体だけだと水が漏れてしまうようなまずいような部分に作る
サブ堰き止めみたいなもんです。(極めて適当な説明


日野川脇ダムから日野川ダムのゲートを撮ってみた。
なんというかこの部分だけが人工的な構造物っぽいのである意味違和感ですね。


というわけで日野川ダムでした。
ここ目的で来ることはそうそうなさそうなデザインのダムでしたが、
もし近所にこういう場所があるとふらりと来てしまうんだろうなぁと、なんとなく思ってしまうようなのどかな溜池でした。
たまにはこういうダムもいいじゃないか…!立派な提体だけがダムじゃないといわんばかりの平和っぷりです。

そうか、何かいやなことがあったときはここに来ればいいんだな
…遠いけど。


さて、実は本日記は一回で終わらせるつもりだったんですけどちょっと写真の量が多すぎて一回じゃきついみたいです。
続きは次回に回したいと思います。

では次回、午後編をお待ちください。


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