2012/6 ダムれぽ第8話A 長野編 -黒部ダム-


黒部ダム。
日本一の高さを誇るダムとして一般的に有名です。
こないだ会社の同僚にダムって何を知ってるかを聞いたところ、黒部ダムと八ッ場ダムなら知ってると答えたくらい有名なダムです。
(八ッ場ダムは実際に完成してませんが)

その黒部ダムは富山県の山中にあります。
行くためには富山ルートか長野ルートかどちらかを選んで立山黒部アルペンルートっていう経路を通ってアクセスすることとなります。
ちなみに富山県にあるのに富山側からのルートはいろんな乗り物を乗り継いでいかないといけません。
一方長野側ルートはトロリーバス一本でいけるということで、
ダムだけ見たい人はこちらからいくといろいろ面倒じゃなくて済むといった感じです。

で、今回我々が乗り込むのは長野県側からです。富山県側からのルートは適当にぐぐってみてください。
しかし扇沢のこの車の多さといったら…さすがGWといったところです。


というわけで扇沢に降り立った私たちは黒部ダム駅へ向かうトロリーバス乗り場へ向かいます。


改札は乗車の10分くらい前まで空かないので適当に散策することに。


トロリーバスの発着場までふらふらやってきました。
結構雪が残ってますが今は5月です。さすが高山地帯なだけのことはありますね。


トロリーバスという乗り物自体はこち亀で知っていましたが、実際に乗るのは初めてな私です。
ていうかまだ日本に実在していたこと自体知りませんでした。いや、こち亀がそんな感じの描写だったせいだなうん。

トロリーバスというのは、バスの上にある2本のポールによって電線から電力を供給しながら走行する乗り物です。
ポールが電線からずれたら止まってしまうのでなかなか運転技術を要しそうですね。
このバスは実質電車にあたるためナンバープレートはついていないみたいです。これは初めて知りました。

というわけでいよいよ出発です。


というわけで数十分後に黒部ダム駅に到着。やはり長野側はえらい早いですね。
一応もう富山県です。


駅はトンネル内にあります。ここから展望台までの階段は400段あります。
階段を登るにつれ高まっていく高揚感は他には味わえません。
だが…これは…


…もうダメっす。

死にそうになりながら展望台に到着しました。やはり人が多いですね。
ダムの展望台なんて普通は居て数人だというのに。あとやたら草ボーボーとか。まぁそんな感じなのに。
ではいよいよ、いよいよダムを見るときが来たようです。


これが黒部ダムか…!
写真で見た景色そのままの景観が広がっています。

<ダム説明その27箇所目:黒部ダム(富山県):アーチダム>
堤高186mの巨大アーチダム。日本の全てのダムの中で堤高が最も高い。50階建ての高層ビルよりも高いそうだ。
アーチダムとしては、堤高のほか、堤頂長、堤体積が日本一、総貯水容量は4位。
昭和31年工事着手。時の関電社長太田垣士朗が自ら陣頭指揮。
7年の年月をかけ、当時の金額で513億円の工費、のべ1000万人の人を動員。
総工費513億円は、当時の関電の年間電気収入の約半分にあたり、現在の貨幣価値だと1兆円を超えるとも。
後に映画「黒部の太陽」になった大町トンネルが大破砕帯にぶつかるなど、相次ぐ困難を克服し、ついに完成。
関西電力にとってはまさに社運をかけた一大プロジェクトだった。


いつものように便覧さんから抜粋。
さすが黒部ダムという誰しもが知っているダムですから説明文の長さも半端じゃありません。
普段噴水があるとか微妙なことが書いてあったりしますけどこれでも半分も抜粋していません。

うーむ、しかしなんというかまぁ、凄いとしかいえません。
この見事なアーチっぷり。
そして周囲の雪景色。
こんな風景が日本にあるとは…なかなか信じられませんね。


天端は大勢の人が歩いています。この米粒っぷりといったらまぁ…
黒部ダムの巨大っぷりが良く分かります。


そしてこれがダム湖である黒部湖です。
普通に写真撮っただけなのに絵葉書のような風景が撮れますねここは。
あと大町ダムのときは結構微妙な天気だったのに展望台に着いた途端にいい天気になるもんだから余計に最高という。
しかし本当に山が美しい。ダムの美しさもさることながら山との調和が素晴らしすぎる。

それでは景色を堪能したことですし、いよいよ堤体へ向かうとします。


途中にあった黒部ダムの模型1/186サイズ。
ふおお、クレストゲートから放流とは…!こんなのここでしか見られません!!
しかし実際にクレスト放流したとき一体どんな風になるのか私気になります。


黒部ダム堤体へは写真のようなトンネルを通ります。
このトンネル内の寒いこと寒いこと…
展望台は結構暖かかったせいで余計に寒いです。


というわけでトンネルを抜けて外に出てきました。
さっきまでいた展望台が写真中央部の施設です。遥か遠くに見えます。階段400段は伊達じゃない。


実は展望台には外からも行くことができます。
それが岸壁に見えるあの階段なんですけど

…うん無理だな。
まぁどちらにせよ工事中かなにかで今回はいけませんでしたが。

で、ここいらで天端を渡る前にレストハウスに寄って昼飯としゃれこむことにしました。


これが念願の初ダムカレー!

これは黒部ダムカレーです。別途ダムカレーという普通の色しているカレーもありますよ。
黒部ダムカレーの特徴はダム湖の水の色の緑をホウレンソウによって再現し、カツを遊覧船に見立てているところみたいです。
味はまぁ…観光地の味ってやつですね。


改めてみると確かにダム湖は緑色をしています。
これは何の色なんだろうなぁ。汚いってことは無いでしょうけど。藻が多いんですかね。
クレストゲートまでの水位遠いわぁ。


ちなみにここはダム湖百選の一つです。
ダム湖百選というと私がいままで訪れた中では笹流ダムとか永源寺ダムがありましたね。
まぁ黒部湖がダム湖百選にならないわけが無いでしょうってことで。

基準は不明です。


さーそれじゃいよいよ天端を歩きたいと思います。
このオーバーハング!たまんねーっ!


しかしこのダムの人の多いこと多いこと。こんなに人が多いダムって凄いですよね。ほんとここくらいじゃないからしね。


ダム湖側にある順視堤昇降口はえらい長いものとなっております。さすがに立派。


天端の中心まで来ました。


あの岩場は180m(くらい)先かと考えると足がすくみます。
しかし下流部は川なのかどうかわかんないくらいに堆積してますね。
まぁ放水時も噴霧で放水するのが黒部ダムの特徴なので、基本ここに直接水が流れることはないようですけど。


ここから左側。


そして右側。

ここから左右を見ると黒部ダムの特徴の一つであるウイングダムの突端が見えます。


先ほどの展望台からの写真を見ていただくと分かるんですが、黒部ダムはアーチの左右で一回折れ曲がるという形になってます。
これはアーチをそのまま伸ばしていった場所の岩盤が弱かったからみたいです。
コンピュータも大して立派じゃない時代にこの形とか岩盤強度の計算とか、よく出来たものだなーと感心してしまいます。

で、個人的にはこのウイング部がより黒部ダムの美しさを強調してると思うんですよねー。


奥側までやってきました。あのトンネルの先は立山黒部アルペンルートでいう富山へいくケーブルカー乗り場となります。
今回は往復で長野へ帰るのでスルーということで。


というわけで以上、黒部ダムでした。
日本一の高さを誇るダムはやはり違いました。なんというかここだけ他のダムとは比べられない何かがありますね。
なかなか来られない場所ですが、また機会があったら是非再訪してみたいですね。


おまけ
黒部ダムスタンプラリーっていうのがあったのでやってみました。
記念品はうまい棒ダムカレー味でした。いろんなところでコラボるなうまい棒は…

いろいろ満足はしましたが、実はダムカードをもらえたことを後で知り、もだえ苦しむ私でした。

と、いうわけでまた来るぞ黒部ダム!!次は富山県側からアルペンルート制覇で!!あと放水も見るぞ!!
(本当にまた来ますのでそのレポもお待ちください。

と、いうわけで今回のダムレポはこれで終わりじゃないです。
このあとついで程度に長野のダムを少しばかり回ってますので第8話の3へ続きます!今回なんか長いね。


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